Great Works




























BEAST STRIKES BACK
怪獣という存在を形にしようとした時、思い浮かぶのは日本の映像制作会社が作った姿形でした。その多種多様な形を使って何かできないかと模索したとき 「既存の要素を新しく組み合わせる」ことで作れないか と考え、怪獣の人形を使い再構築することで自分なりの新しい怪獣を作りました。
Material: ミクストメディア
Size: 500×400×400
Artist:小松 良明

怪獣の一欠片
「怪獣とは人間の想像力の膨大な蓄積である」 僕らは、たくさんの人々の思考や感情が蓄積されたフェンス(日常的に目にしている沖縄の米軍基地を囲むそれ)と段階を踏みながら向き合った。そこから生まれたイメージに向かって、何も考えず、体力が尽きるまでハンマーで叩き続けた。 その塊は僕らの想像力がつまった「怪獣の一欠片」となり、あなたに対話を求めているように見える。
Material: 亜鉛フェンス
Size: 450 × 450 × 150[mm]
Artist:uki

華
華やかで美しい女性に出会い、彼女と接している間、花のような人だと思っていた。
多くの女性を描いてきた中で、彼女は華やかな花のような女性だった。
とてもシンプルな人だった。だから私も彼女に感じたことをシンプルに描いた。
麻紙・岩絵具
Artist:今井葉月

good and evil (イネガー)
モンスターは正体の分からない恐ろしいもの、異常、過剰、変異したものとされ、 古くから悪として恐れられたり戒めとして表現されている。 しかし、日本のモンスターである鬼については悪い鬼だけでなく、 神が鬼の姿になることもあり、秋田県のナマハゲに至っては怠け者を 戒めながらその年の幸をもたらす来訪神として伝来している。 モンスターとは見た目に惑わされる人間の浅はかな判断を今一度考え させてくれる唯一のものであり、その人の心を映すものかもしれない。 あなたの目には悪い鬼か良い鬼か、どんな風に見えますか?
Material: 毛糸(ファンシーヤーン、ストレートヤーン)、ワイヤー、ポリエステルわた、樹脂粘土、スワロフスキー
Size: 240 × 500
Artist:babacchi.com

LILITH
新たな七つの大罪を着想源としたシリーズ作品である。2008年3月、ローマ教皇庁は新たな七つの大罪を発表した。それは、遺伝子改造・人体実験・環境汚染・社会的不公正・貧困にさせる・過度の裕福さ・麻薬中毒である。
Artist:張晨雪

Deer Calling
日本の農村地域には野生動物が生息するような美しい場所がありますが、 昨今の鹿は農作物や生態系に獣害を与える可能性があるため駆除の対象です。しかし、鹿は元来、神の使者としても崇められています。この鹿の角が象徴的な弦楽器「Deer Calling」は、そんな鹿の生命の価値を表現するものになると思いました。
Material: ミクストメディア
Size: 可変
Artsist:Yuto Hasebe