小松 良明

BEAST STRIKES BACK Part4
普段プロダクトが持つ造形やブランド・歴史、コンテンツに着目して制作活動をしている。 今回の怪獣というモチーフの中で、一番気になっていたのは造形デザインだった。 そのデザインの多種多様さは存在理由が各々あるからで、 怪獣のデザイン性を表現するにあたり、 原型が分かる技法が1番適していると感じ、立体的なコラージュを制作した。
Material: ミクストメディア
Size: 165×290×110 mm

小松 良明
Artist Statement
日本の伝統文化やポップカルチャーの要素を借用し形態・文脈を再構成し
発展させることで、鑑賞者に既存の価値観や文化を問いかける活動をしている。
制作において物体が持つ造形やブランド・歴史・コンテンツに着目し、
作品の多くはヒーローや怪獣を模したソフトビニール人形や、
ゲームカセット等のオブジェクトを素材として構成しており、
それらが持つ象徴性や文脈を活かしながら、新たな表現を模索している。
Biography
1983年神奈川県生まれ。横浜美術短期大学専攻科を卒業後、横浜を拠点にミクストメディアを中心とした制作活動を開始。
近年の主な個展に「ULTRA AXIS」(Jinny Street Gallery、2024年)、「REMODELING」(渋谷ヒカリエ 8/ATELIER、2020年)がある。
受賞歴として、2024年「J-COLLABO 第6回年次アート展」OSSAM ギャラリー賞、2023年「Independent Tokyo 2023」タグボート特別賞・審査員特別賞を受賞。さらに、2021年~2024年にかけて「MONSTER Exhibition」に入賞しており、東京・NY・ベルリンなど国内外で活動している。