森 拓実

2125 ∵ trypophobia
群体恐怖症;それはある種のトラウマから来る、自己防衛本能のアナフィラキシーのようなものか。
社会全体が神経症のような状態なら、人間は本能を失いつつあるのか、その抵抗の証なのか。人間の本能とは何のことだろう?

生命が発生した時から、「快/不快」の感覚はあったはずだ。そうでないと死んでしまう。

なんだかんだといろいろあって、その対象が、直線とか水平鉛直、直角とかに変わるのは、本能の後退とは言い切れまい。
素朴に自分が書いた直線に襲われるようなことは、普通は起こらない。

大体、製図で引くような線を「秩序」の読みかえで考えてしまうところに、そもそも僕の課題分の読み間違いがあって然るべきなのかもしれない。
秩序正しく穿った2125個の孔は、僕を襲うだろうか?(企画書抜粋)

Material: アクリル板、金属、樹脂粘土
Size: 510 x 510 x 30 mm

森 拓実
1988年生まれ。三重県育ち、静岡県在住。元模型少年。
三重大学大学院工学研究科修了。建築家ルイス・カーンの設計過程を研究。
米国設計事務所のインターンを経て、現在は浜松市内の建築設計事務所勤務。
2020年、休職期間中に MONSTER EXHIBITION に初出展し入賞、現代アートの世界に踏み入れる。
設計で慣れ親しんだ思考や手法を意図的にバグらせ、虚実が混濁するプロセスに創作の新たな面白さを見い出し、表現の幅の拡大を試みる。
インテリアデザインコンペ2020入選、静岡県「新しい県立図書館」アイデアコンペ優秀賞(2021年)

狭小弐面接道勾配結合体(幼生群)
Material: 紙、パネル

hanare - te - tsunagu
Material: 布 / デジタルプリント(共同制作:森 美欧)

YAMA / KiRi
Material: 和紙 / デジタルプリント(共同制作:森 美欧)

書棚に、読点を、
Material: スチレンボード / デジタルプリント

OB会ロゴマーク / 専用封筒
Material: デジタルプリント

DISTRICT ∝ S-2(習作)
Material: デジタルプリント